アルゼンチン・ウルグアイとタンゴ今回は南米の2か国とタンゴです。歴史・地理日本から見て地球の裏側にあたる国です。アルゼンチンとウルグアイはもともとスペイン領でした。 で、その後2つの別々の国として独立しました。 ラプラタ川の支流ウルグアイ川の東がウルグアイで、西がアルゼンチンです。 この2つの国はラテン系の人とインディオ系の人の混血は比較的少ないようです。 なおウルグアイの首都、モンテビデオはタンゴの発祥地の1つともいわれます。 因みにアルゼンチンの首都ブエノスアイレスとは近いです。 ↓今回は正式な国名で書いときました。 自然ですが、よく知られているようにパンパと呼ばれる草原地帯が多く、 放牧が行われています。比較的温暖な土地ですが、南に行くほど 寒くなります。ちなみに日本と同じ温暖湿潤気候です。 また、ラプラタ川という川があり、ここはマゼラン一行が海と間違えてしまって 遠回りする羽目になったというほど河口が広いことで有名(?)です。 余談ですがこのような河口を三角江といいます。 この手の川は他にイギリスのテムズ川、フランスのセーヌ川などが挙げられます。 このタイプの川は良港に恵まれることが多いため、海運が盛んになります。 (多分水深が深いんでしょう。地盤が陥没するとできるらしいので。) その代表がブエノスアイレスとモンテビデオです。 ってことはタンゴができたのもこの地形のおかげかも。 で、アルゼンチンは西にアンデス山脈が走り、チリとの国境をなしています。 豆知識アルゼンチンといえばかつて金融危機が起きたことがあります。おかげで今も危機的財政状況です。 あと1982年にフォークランド諸島(マルビナス諸島)をめぐり、イギリスと紛争が起こりました。 結果は海戦がお家芸のイギリスが圧勝。 それ以来サッカーのアルゼンチンとイングランドのサポーターは犬猿の仲に。 ついでに当時のアルゼンチン軍事独裁政権も危機に直面。 数十年続いた軍事政権は翌年瓦解&民主化。 それにしてもスペイン系の国は独裁政権ができやすいですね。 タンゴタンゴというとアルゼンチンのブエノスアイレスが発祥とする説と、ウルグアイのモンテビデオが発祥とする説があるようです。 そこからヨーロッパに伝わったタンゴにコンチネンタルタンゴというのもあります。 ちなみにタンゴを発展させたのはイタリア系の人たちらしいです。 タンゴといえばツービートの迫力と優美なメロディーが魅力です。たぶん。 アルゼンチンで有名なのはタンゴの他にフォルクローレもあります。 (現地ではタンゴは踊れなくてもとフォルクローレは踊れるって人はけっこういるみたいです) 在日本アルゼンチン大使館のHPからアルゼンチンのラジオ局への リンクが貼ってあるのでそちらも見てみてください→アルゼンチン共和国大使館HP アルゼンチンのタンゴの番組がネットで聴けます。但しスペイン語ですけど。 そう言えばタンゴと酒ってなんかセットですね。 もともと街の場末からできた音楽なのでそれと関係あるのかも。 A.ピアゾラタンゴといえばこのお方。タンゴというジャンルを一変させてしまった人です。 それまでは"踊るための"音楽でしたが彼は"聴く"音楽にしてしまったという。 けっこう苦労した人で、金に困ることも多々あったとか。 そんなことはどーでもいいんですが、ピアゾラの曲はよくできていると思います。 とりあえずはブエノスアイレスの四季あたりを聴いてみてはいかがでしょうか。 ギター版でもいいんですがバンド版の方がより楽しめます。 部室にCDがあります。 あ、バンドネオンってなに?っていう声があったんで解説。 もともとはタンゴ用の楽器ではなく、教会のミサ等の伴奏用として ドイツで作られたものです。でも今はタンゴ以外では使われません。 バンドネオンはアコーディオンの親戚。基本的な構造は一緒です。 最も大きい違いはたぶん蛇腹みたいなやつがバンドネオンのほうが 容量が大きい点かなと思います。一般的にアコーディオンというと 小学校とかにあるピアノの鍵盤っぽいのがついてるのを思い浮かべますが、 アコーディオンでもボタン式はあります。バンドネオンもボタン式ですが 最大の違いはキーの配列が全く異なる点です。 *以上6行はネットで仕入れた知識でした(笑)。 さっきアコーディオンと構造は一緒って書きましたが、 オルガンの親戚みたいなもので、オルガンも音をだすプロセスは同じです。(ピアニカも…) でかいか小さいかの違いです。 曲管理人の好きなやつです。一応阪大のHP経由で聴けるやつを選びました。
阪大のタンゴバンドの十八番(?)。 1914年の作品でタンゴの古典の一つ。 早朝の町の様子みたいです。 タンゴのなかでもこういうパターンの曲が好きです。 なんとなくアディオス・ノニーノに似てる気が…。 へたなレポートより書いた気が…あ、2000字くらいある。。。。。。。。。 copyright © KGCGC all rights reserved. |