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弦紹介(改訂版)

この前の弦紹介からはや半年。 そろそろ改訂版の時期でしょう。
順次アップしていきます。 ついでに弦の組み合わせ例も参考にしてください。
ついでに★の数で評価してみました。
今回は50音順です。
set価格
約¥800

★★☆☆☆
オーガスティン Augustine
オーガスチンとも。ナイロン弦製造の草分け的メーカー。商品名と会社名が一緒。 よく響く低音弦に定評がある。 しかし同時に高音弦の当たり外れの大きさが洒落にならない。 なお写真は最も一般的ないわゆる赤ラベルというもの。このシリーズは黒と青があり、 それぞれローとハイとなっている。一般にテンションが上がると押し込みにくくなるが 芯のある音が出やすくなる。
組み合わせ例
★セシリア緑①~③オーガ赤④~⑥
★プロアルテ①~③オーガ赤④~⑥など
set価格
約¥900

★★★★☆
オーガスティン リーガル Augustine Regals
リーガルは低音弦はそのままで高音弦の精度を高めたもの。 全部の弦をオーガスティンで統一したい人はこっちを使うといいかも。 リーガルはリーガル赤(Nomal)とリーガル青(Hard)の二種類。
set価格
約¥1,100

★★★☆☆
サバレス コラム アリアンス Savarez Colum Alliance
フランス製の弦。いわゆるサバレスのコラムです。 低音弦が『コラム』で高音弦が『アリアンス』となっている。 (ただし"corum"の読み方は『コルム』とする説もある。) オーガスティンも真っ青な低音の鳴りに定評があるが、寿命が短い。 高音弦は痛い音になりやすいので注意。ノーマル、ノーマルハイ、ハイ の三種類がある。ただ弦のテンションが高く、ネックに負担がかかるので ノーマルを使うことを推奨。
組み合わせ例
★ハナバッハシルバー200①~③コラム赤④~⑥など
set価格
約¥1,100

★★★★★
サバレス ニュークリスタル Savarez New Cristal
ギターに張ったとき、ぱっと見ではプロアルテかハナバッハを張っている雰囲気がある。 クリスタルというだけあってナイロン弦の透明度が高い。 サバレス=コラムと思っている人が多いがこっちはそれとは違う音の種類。 全体的にバランスが良く、弾きやすい。また低音も比較的鳴る部類かと思われる。 ただしアリアンスほどではないが①弦が固め。 ともかくサバレスを敬遠してきた人は一度使ってみては?
set価格
約¥1,200

★★★★☆
セシリア Excellence Cecillia
おなじみのセシリア。『弦』って漢字で書いてあるけど一応アメリカ製…らしい。 未だに正体不明のメーカーが作っているらしい。 セシリアは会社名なのかどうかさえ知られていない。 ここまで出回っている製品のメーカーが詳細不明というのも珍しい。 基本的には当たり障りのない音。高音は最初は死んでるような 音が出るが弾いていくうちに音が良くなる。低音は記憶にございません。 セシリアはまた、ノーマルが無いという怪銘柄でもある。テンションが低い方から 緑(Low-S)、赤(Low)、黒(Hard)、青(Hard-S)がある。
組み合わせ例
★セシリア黒①~③プロアルテ赤④~⑥など
set価格
約¥1,200

★★★★☆
ハナバッハ シルバースペシャル Hannabach Silver-Special
Made In Gernany.の弦。ドイツの職人気質を反映してお堅い音…ではありません。 全体的にきらびやかな音が特徴。プロアルテに飽きたらこれがいいかも。 この弦は種類が多く、写真はシルバースペシャルのミディアム。 シルバースペシャルが最も一般的。テンションが低い順に黄(スーパーロー)、 緑(ロー)、黒(ミディアム)、青(ハイ)、赤(スーパーハイ)です。 黄と赤はあまり使われない。他のシリーズにはカスタム、シルバー200、ピュアゴールド、 ゴールディンがある。カスタムは廉価版。シルバー200は下を参照。ピュアゴールドは金メッキの低音弦。 ゴールディンはテンションが高めので、使ったことが無いのでなんとも…
set価格
約¥1,600

★★★★★
ハナバッハ シルバー200 Hannabach Silver 200
シルバースペシャルの高級版。ブライトな響きをより強力にしたもの。 値段が高い分、重厚で大きな音が出やすい。 何をもってハンドメイドとするかはわからないがハンドメイドで作っている。 ミディアムハイとミディアムローの二種類があるが大した差は無いのでお好みで。
組み合わせ例
★ハナバッハシルバー200①~③サバレスコラム④~⑥など
set価格
約¥-

★☆☆☆☆
ハナバッハ フラメンコ Hannabach Flamenco
たまたま弾く機会があったので。
フラメンコ用はクラシックギター用と比べるとテンションが高く、音の立ち上がりが早い。 クラシックギターに張るのはいいがネックに負担がかかる。 押し込みにくいため弾きづらいが、カッティングonlyとかの場合には良いかもしれない。
set価格
約¥900

★★★★☆
プロアルテ Pro-Arté Classical Guitar
エレキ弦で有名なアメリカのダダリオ社製。オーガスティンと並び、 日本では最もポピュラー。抜群の安定性クセの無い明るい音色が特徴。 新入生はとりあえずこれを推奨。 よく使われるのは写真の赤(Nomal)。他には青(Hard)、紫(Extra Hard)がある。 なお、ナイロン弦が黒いブラックなどもある。これはナイロン弦に色素を入れて テンションを上げたもの。
組み合わせ例
★プロアルテ①~③オーガ赤④~⑥
★プロアルテ①~③サバレスコラム赤④~⑥など
set価格
約¥1400

no data
プロアルテ コンポジット Pro-Arté Composites
ナイロン弦の素材を新素材として、ナイロン弦の弱点の克服を図った製品。 ダダリオ社はこういう研究が好きなのかな?
set価格
約¥2000

no data
プロアルテ ライトポリッシュ Pro-Arté Lightly Polished
プロアルテの低音弦は基本的には研磨されずに出荷されるがこちらは研磨をかけたもの。 こうすることで運指による雑音(キュっていう音)を軽減させる。 しかし使ったことが無いのでどんな音かは知りません。 ただ、一般に研磨をかけるとサバレスのコラムのような音になる傾向がある。
使った時の感想募集中
プロアルテ ブラックナイロン
ハナバッハ ゴールディン
ここに紹介したメーカー以外にアクィーラ、ラ・ベラ、ホセ・ラミレス、コンセルティステ、 アランフェスなどがある。

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